平成31年新年のご挨拶

平成31年 新年のご挨拶   
                              福島商工会議所 会頭 渡邊博美

 明けましておめでとうございます。
 輝かしい新年を迎え年頭のご挨拶を申し上げます。
 福島商工会議所は、一昨年、創立100周年を迎え、昨年も引き続き「足腰の強い
健都ふくしまを目指して」を基本理念に掲げて新たな100年へのスタートとして様々
な事業に取り組んで参りました。
 大震災と原発事故から間もなく8年が経過し、本県は依然として風評被害などの
課題が残り、人手不足や後継者問題など企業を取り巻く経営環境は決してよくは
ありませんが、今、福島市は大きく変わろうとしています。
 中心市街地については、ハード整備では大原綜合病院の新築移転や駅前通り
のリ ニューアル整備事業が完了する中、当所としては、駅東口広場や駅前通りを
中心に季節ごとにイベント等の開催により多くの人を呼び込むことで活性化に大い
に寄与 して参りました。
 今後の動きについては、県立医科大学新学部の建設が進む中、JR福島駅東口
において駅前再開発事業が動き出し、福島市においても「公共施設の戦略的再
編整備に関する提言」並びに「中心市街地将来ビジョン提言」が市長に提出され
ました。これまでにないスピード感と具体性のある計画の実現に向けて民と官が
ベクトルを合わせて取り組んでおり、多くの市民が大きな期待感を持っております。
駅前再開発といったチャンスを確実に生かし中心市街地の賑わいを生み出すよう
な流れを支援して参りたいと考えております。
 東北中央自動車道においては、福島・米沢間の開通に続き、相馬福島道路の
霊山・相馬山上間が開通しました。これにより利便性が飛躍的に向上し、米沢・
福島・相馬のそれぞれの地域で交流人口が増加している状況が報告されており
ます。当所では、道路開通に併せて周辺地域のドライブマップの作成や米沢・
相馬地区のイベ ントへの参加など、活発な交流事業を実施して参りましたが、
東北中央自動車道は今年、山形市まで延伸し、相馬福島道路は常磐自動車道
まで直接つながるようになることで、広域観光の範囲が広がり更なる交流人口の
拡大が期待されます。
 また、当所の取り組みとしては、会員の皆様が所属する「部会」についてその活
性化を図るために25年ぶりに再編したほか、会員サービスにおいては、会員交流
ビ アパーティーやスイーツバイキングの開催、そして会議所をもっと活用いただく
よう「会議所活用辞典」の作成・配布、サービス向上のためのアンケート調査等を
実施して参りましたが、その結果を参考に今後も会員サービスに力を入れて参る
所存です。
  さらに現在当所が取り組んでいる「健康経営」につきましては、昨年は実践型の
セミナーを開催し、大変好評をいただきました。今年も引き続き事業所のお役に立
てる事業に取り組んで参ります。
 経営支援の分野においては、通常の経営相談に加えて「経営発達支援事業」の
認定を国から受け、小規模事業者に寄り添って支援する伴走型支援により事業所
の支援を図って参りました。現在市内の中小企業の大きな課題のひとつに、今後、
後継者がいないため廃業せざるを得ない企業が増加する懸念があります。当所は
一社一 社の経営者と現場で一緒に事業を考え、課題を乗り越える伴走型支援に
全力で取り 組み、企業の継続に貢献して参る所存です。
 また、今年は、「東北絆まつり2019」の福島市での開催、さらには「福島わらじ
まつり」も50回を迎えるなど記念すべき事業が続きますが、この節目の年に 「わら
じまつり全体」のリニューアルも計画されるなど「福島の夏」も大きく変わることにな
ります。
 併せて「東京2020オリンピック・パラリンピック」を控え、いよいよ福島での野球・
ソフトボールの開催に向けて機運も高まってくることと存じます。
 このように、福島市を巡る環境が目まぐるしく変化しようとしている中、福島商工
会議所は、これまで地域経済のリーダー的存在として福島市の経済を牽引してき
た自負と誇りを胸に、福島市の復興・創生を果たすためこれまで以上に現場主義
に徹してオール福島の精神で真摯に事業に取り組む所存でございますので、会員
事業所の皆様におかれましては、より一層のご理解とご支援を賜りますようお願い
申し上げます。
 結びに本年が会員事業所の皆様にとって輝かしい一年でありますように、併せて
皆様のご健勝とご繁栄をお祈り申し上げ、新年にあたってのご挨拶といたします。


更新日: 2019年1月1日