-令和2年度事業計画

基本理念

 

足腰の強い「健都ふくしま」を目指して

会員事業所のさらなる活力強化  新たなまちづくりの実現の加速化

 

施策目標

東日本大震災から9年が経過し、人口減少が加速する中、福島市の経済はいまだ続く風評や深刻な人手不足、消費税率引上げ後の需要低迷、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の停滞など課題が山積しています。

 

特に新型コロナウイルスの感染拡大は、宿泊・飲食サービス業等での自粛によるキャンセルでの売上の大幅な減少のほか、その影響は、小売・卸売業、製造業、建設業、運輸業などすべての業種に及び、会員の皆様からも地域経済の停滞の悪化を懸念する声が多く聞かれる状況となっております。

 

当所では、相談窓口を開設し、金融支援をはじめとする会員の皆様からの相談のほか、所報やホームページなどにより、国や県等の実施する支援内容等の周知に努めておりますが、情勢が刻々と変化していることから今後も情報収集に努めながら、行政との相互連携を更に強化し、経営支援の強化に全力を尽くしてまいる所存であります。

 

また令和2年度は、NHK連続テレビ小説「エール」の放送開始や、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催など、福島市が大きな注目を浴びる年でもありますので、これらを福島市の活性化につながる好機として捉え、関連イベントの実施やおもてなし事業などについて積極的に取り組むほか、整備が進む東北中央自動車道を活用した広域連携や観光振興をさらに推進し、近隣商工団体との連携による交流人口の拡大を図ってまいります。

 

中心市街地においては、福島市が平成30年12月に発表した「風格ある県都を目指すまちづくり構想」に描かれた「福島駅東口再開発事業」が動き出す中、賑わいと魅力あふれる中心市街地を実現するため、世代を超えて集えるイベントに加え、NHKの連続テレビ小説「エール」を素材とした展示施設の開設など情報発信機能を強化し、まちの回遊性を高めて滞留時間を増やすなど民間の活力と幅広い世代の参画によるまちづくりの推進に取り組んでまいります。

 

元気で活力ある福島市をつくるため、基本理念を「足腰の強い『健都ふくしま』を目指して」と掲げ、「会員事業所のさらなる活力強化 新たなまちづくりの実現の加速化」を年間テーマに「ふくしま将来ビジョン」の実現に向けたアクションプランを着実に展開しながら、(1)中小企業支援の充実、(2)福島駅周辺を核とする中心市街地の活性化、(3)連続テレビ小説「エール」などを活用した観光振興および交流人口拡大対策の推進、(4)会員サービスの向上と組織・財政基盤の強化を事業の柱として各種事業を着実に実行してまいります。

 

会員事業所の発展と地域の活性化のため、さらに現場主義に徹しながら福島市の発展のために全力で取り組んでまいります。

 

具体的な事業計画の構成は次の通りです。

福島商工会議所 令和2年度事業計画[PDF:3MB]

 

1.活力ある福島の創造(地域経済の活性化)

まちのにぎわいを支え、未来を創り、福島の復興と再生を推進します。

 

・ふくしま将来ビジョンの推進

・政策提言・要望活動の推進

・中心市街地の活性化

・広域連携の推進

・観光振興と交流人口拡大の推進

・地域の祭り・伝統文化の興隆

・消費拡大の推進

 

2.会員事業所の発展(企業の安定・成長)

会員事業所の持続的発展に必要な事業を推進します。

 

・小規模事業者の伴走型支援の推進

・相談支援体制の充実・強化

・経営革新の推進

・ビジネス拡大の推進

・事業承継・事業再生の支援

・創業の推進

・人材育成事業の推進

・雇用対策事業の推進

・各種調査・情報提供

・業種別振興事業の推進

・福利厚生の充実

 

3.魅力ある商工会議所(商工会議所の活性化)

会員事業所への支援強化に必要な足腰の強い組織づくりを推進します。

 

・商工会議所の運営強化

・商工会議所の情報発信力の強化

・運営基盤の強化

・事務局機能の強化

更新日:2020年4月10日

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