令和3年度 会頭ごあいさつ

足腰の強い「健都ふくしま」を目指して  
コロナ禍を乗り越える活力づくり

渡邊会頭

福島県商工会議所連合会会長
福島商工会議所会頭

渡邊 博美 Hiromi  Watanabe
福島ヤクルト販売㈱ 代表取締役会長

 

 

 

新型コロナウイルスが国内で最初に感染が確認されてから一年余りが経ちますが、収束はな
おも見えません。

 

コロナ禍は人々の行動パターンや価値観を大きく変えてしまいました。企業は感染症の感染
拡大防止を徹底するために「新しい生活様式」の実践が求められるとともに、長期化するコロ
ナ禍の影響はすべての業種に及び、とりわけ観光・飲食業を中心に深刻な影響が出ています。

 

福島商工会議所では令和2年3月25日に「新型コロナウイルスに伴う経営支援対策本部」を
設置し緊急事態に対応するため、各種取組みを推進してまいりました。今後も引き続き情報収
集に努めながら支援内容等の迅速な周知を図るため、積極的な情報発信を実施し、会員の皆様
に寄り添った伴走型の経営支援の充実を通じて会員事業所の体質強化を図ってまいります。

 

中心市街地に目を転じますと、4月に福島県立医科大学保健科学部が駅前通りに開設されま
す。当所としても、若者をはじめ幅広い世代の賑わいと交流が生まれるまちづくりの推進に取
り組むとともに、福島駅東口地区再開発事業への積極的な支援・協力、福島駅エリアの東西一
体化に向けた推進体制を整備してまいります。

 

また、4月から「東北デスティネーションキャンペーン(東北DC)」が始まります。当所に
おいても福島市の観光資源を積極的にPRするとともに、今春に全線開通予定の東北中央自動車
道相馬福島道路を活用した広域連携による誘客事業を推進し、交流人口の拡大を図ってまいり
ます。

 

東日本大震災から10年を迎え、令和3年度から「第2期復興・創生期間」が始まりますが、
復興はまだ道半ばです。加えて2月には福島県沖地震が発生するなど自然災害や感染症へのリ
スクはますます高まっています。こうしたリスクに対応できる足腰の強い会員事業所への支援
を推進してまいります。併せて商工会議所自らの組織・財政基盤の強化ととともにSNS 等を活
用して情報発信力の強化にも取り組んでまいります。

 

当所は会員事業所の発展と地域の活性化のため、「足腰の強い『健都ふくしま』を目指して」
を基本理念に掲げ、令和3年度は「コロナ禍を乗り越える活力づくり」の年間テーマの下、1)
コロナ禍を乗り越える、2)福島駅周辺を核とする賑わいをつくる、3)広域的に誘客を進め
る、4)会員の満足度を上げる を4つの柱に据えて各種事業を現場主義に基づいて着実に実
行してまいります。

 

2021年(令和3年)4月1日