平成27年度事業報告

基本理念

「元気でにぎわいのある県都ふくしま」を目指して

~福島再生への始動~

総括的概要

 東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故から5年目が経過し、住宅除染も着実に進展するなど、福島市は復興・再生に向けて着実に進んでいるが、一方で人口減少に伴う労働力不足、顧客や受注の減少、後継者問題など課題も多く、今後の先行きについては未だ不透明であると言わざるを得ない。

 このような中、当所では事業の基本理念である「元気でにぎわいのある県都ふくしまを目指して」を継続しながら、これまで以上に“現場主義”に徹し、着実に具体的な一歩を踏み出すべく、「福島再生への始動」をテーマとして掲げ各種事業を展開した。

 事業実施に当たっては、従来からの重点事項である「活力ある福島の創造(地域経済の活性化)」、「会員事業所の発展(企業の安定・成長)」、「魅力ある商工会議所(商工会議所の活性化)」を3つの柱として位置づけるとともに、特に本年度は、「復興・再生の推進」「にぎわい・まちづくりの推進」「経営支援体制の充実・強化」を最重点事業とし、委員会及び各部会、女性会・青年部等との協働により、地域経済発展を推進すべく産業振興に向けた各種事業を行ったところである。

 平成27年度の主要事業について、復興・再生の推進としては「福島市の復興・再生に関する要望」を始め、「原子力損害賠償の完全実施に向けた対応」や「東北中央自動車道 相馬~福島~米沢間の建設促進」、「保健医療従事者の新たな養成機関の中心市街地への整備」など、“福島再生”と“健康をキーワードにしたまちづくり”という視点から活発に実施した。

 また、にぎわい・まちづくりの推進としては、平成27年2月内閣総理大臣より認定を受けた「第2期福島市中心市街地活性化計画」に沿った各種事業を推進し、福島駅前通りリニューアル整備事業への協力支援、大原綜合病院のリニューアルに向けた調査支援、県庁通り商店街や周辺商店街の活性化に向けた事業など活発に展開した。

 また、観光・交流事業の推進としては、ふくしまDCと連動した誘客事業である「ランチで食うポン事業」や「ようこそふくしまうまいもの店&湯けむり紀行」の作成配布による消費拡大、観光資源の魅力発信と福島わらじまつりの国内外イベント参画による元気アピール、福島ユナイテッドFCへの支援等スポーツを通した交流人口拡大事業など、多岐にわたる分野で実効性を高めながら推進することができた。

 また、地域活性化策としては、「地域共通商品券発行等事業(笑顔満開プレミアム20)」(発行総額19億2,000万円)を発行し、地元商店街の活性化を図るとともに、消費拡大による経済活性化に繋げた。

 経営支援体制の充実・強化については、従来の経営相談の他、経営計画策定の支援として、小規模事業者持続化補助金、ものづくり・商業・サービス革新補助金の申請支援、金融支援としてマルケイ資金制度の活用による経営安定化や、消費税転嫁対策窓口相談等事業における個別相談など、企業の抱える経営課題へ寄り添った伴走型支援により、経営改善普及事業の充実と強化を図った。

 また、ビジネス拡大を図る事業の実施や、部会・委員会による視察会・勉強会等事業を活発に展開し、福島の再生・復興に向けて企業の発展と地域経済発展を図るための各種事業を積極的に実施した。

 

 

具体的な事業報告は次の通りです。

平成27年度事業報告【1.36MB】