2019年度 会頭ごあいさつ

足腰の強い「健都ふくしま」を目指して  新生ふくしま ~さらなる挑戦~

渡邊会頭

福島県商工会議所連合会会長
福島商工会議所会頭

渡邊 博美 Hiromi  Watanabe
福島ヤクルト販売㈱ 代表取締役会長

 

 

 

東日本大震災から8年が経過する中、福島市の経済はいまだ続く風評や復興需要のピーク
アウトなど課題が山積しています。また、昨年実施した会員実態調査において、会員事業所が
直面している経営課題として「売上・受注の減少」、「人手不足・人材難」を挙げる回答が多く
寄せられました。さらに本年10月には消費税率引き上げと軽減税率の導入が予定されており、
企業を取り巻く環境は大変厳しい状況にあります。

 

私たちはこうした課題を的確に捉え、経営発達支援計画に基づき、事業者に寄り添った伴走型
支援を推進し、生産性向上や販路開拓、新分野進出の後押し、円滑な事業承継など経営課題の
解決につながる事業に積極的に取り組んでまいります。

 

一方で明るい話題もあります。6月の「東北絆まつり2019福島」、全面リニューアルされる8月の
「第50回福島わらじまつり」は福島の元気を国内外に発信する絶好のチャンスでもあります。さら
に来年4月からは福島市が生んだ昭和の大作曲家・古関裕而氏夫妻をモデルにしたNHK朝の
連続テレビ小説「エール」の放映が決定し、同年7月には東京2020オリンピック・パラリンピックが
開催され、福島市では野球・ソフトボール競技が開催されます。東北中央自動車道の整備も着実
に進展し、交流人口の拡大が一層期待される中、福島市の魅力を高めるために、インバウンド対
応も含め、おもてなしサービスの向上に努めてまいります。

 

中心市街地においては、昨年12月に福島市が「風格ある県都を目指すまちづくり構想」を公表
しました。福島駅東口再開発事業が動き出す中、賑わいと魅力あふれる中心市街地を実現する
ために幅広い世代が参画し、世代を超えて集える賑わい創出イベント等を積極的に実施し、
地域経済の活性化を図ってまいります。

 

市民・企業・地域社会の元気をつくるため、基本理念を「足腰の強い『健都ふくしま』を目指
して」
と掲げ、「新生ふくしま~さらなる挑戦~」を年間テーマにに「ふくしま将来ビジョン」の実現に
向けたアクションプランを着実に展開しながら、 ①福島駅周辺を核とする中心市街地の活性化、
②県境を越えた広域連携の推進、③会員事業所のニーズに対応し、個社に寄り添った中小企業
支援の充実、④観光振興および交流人口拡大対策の推進、⑤議員・役員改選と組織・財政基盤
の強化を重点施策とし各種事業を着実に実行してまいります。

 

会員事業所の発展と地域の活性化のため、さらに現場主義に徹しながらオール福島で福島市の
発展のために全力で取り組んでまいります。

2019(平成31)年4月1日